カッパドキア~ボアズカレ
6月10日 早朝4時30分、熱気球乗り場へ。薄暗い中、気球にガスバーナーで熱を送り膨らましている。準備が出来て気球の籠の中に乗り込む。
籠の中は4つに区切られていて5人づつ計20人乗り。ガスバーナーの音とその熱を感じながら気球は静かに上昇。明けかけた空に浮上して行く。気が付くとあちらこちらから気球が上がって来る、その数は何と100機近く、まさに圧巻である。
あっと言う間に高度1,000mに達し、夜明けの素晴らしい景色を満喫する。
午前7時ホテルのレストランにて朝食。デヴレント渓谷へ。道路沿いには奇妙な形をした岩々が連なっている。中でもひときわ目を引くのはラクダ岩、まさにラクダの形をした茶褐色の岩が鎮座している。これが長年の風雨により浸食されて造られた凝灰岩の造形美と言うから驚きである。
パジャバーには巨大なシメジの様なキノコ岩が一面に立ち並んでいる。暑い日差しの降り注ぐ中、それぞれ形の違う巨大なキノコ岩を順番に眺めて行く。
ギョレメ野外博物館には中世のキリスト教修道士達が岩を掘って造った教会が無数に点在している。岩を掘りぬいた礼拝堂の数々は内部はフレスコ画が描かれ青色を基調とした色彩が綺麗に残されていて見事である。洞窟レストランEVRANOS RESTAURANTで昼食。
EVRANOS RESTAURANTは岩を掘って造られたレストランで中はまさしく洞窟の中、でも天井は比較的高く照明も沢山灯いているので明るくて違和感なく普通のレストランといった雰囲気である。メインディッシュは素焼きの壺で肉や野菜を煮込んだ料理。可もなく不可もなし。
TORASANワイナリーへ。赤ワインと白ワインを試飲する。美味しいが量が少なくもう少し飲みたい気分。スリーシスターズへ。3本の岩が3姉妹に見えるのでこう呼ばれている。
午後7時半、ホテルのレストランにて夕食。白ワインで乾杯!! サラダ・スープの後はパイの様なもの、メインディッシュは牛肉の煮込み風のものだが、美味しくはない。デザートのフルーツを食べて終了。
6月11日 午前6時朝食後ホテルの回りを散歩する。
ボアズカレのヤズルカヤ遺跡へ。ヤズルカヤは紀元前13世紀に造られたヒッタイトの聖地とのことで、あちこちの岩に彫られた神々のレリーフを見学。
午後12時45分、レストランにて昼食。
ハトウシャシュ遺跡は丘陵地帯にある紀元前17世紀~紀元前13世紀に繁栄したヒッタイト帝国の都。
高い城壁の下の長さ70mの石積みトンネルから遺跡の内部に入る。王の門、スフィンクスゲート、ライオン門などを見学する。
アンカラのホテルANADOLU HOTELS ESENBOGA THERMALへ。ホテル内のレストランにて夕食。食べて美味しいと思えるものはなかった。ビールは旨い!!
次回はアンカラからイスタンブールへ戻りいよいよ帰路につきます。
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