クロアチア旅行No.2

トロギール～スプリット～ドウブロヴニク

6月6日　正午前トロギールに到着～昼食後現地ガイドさんの案内でトロギールの旧市街を観光。13~15世紀にかけて建てられた聖ロブロ大聖堂、高さ47mの鐘楼はベネチアの攻撃でダメージを受け、3層の内1階は1442年にゴシック様式で修復され2階は15世紀半ばベネチアンゴシック様式で、3階は1605年に後期ルネッサンスのマニエリズムの影響を受け修復されているとの事。

市庁舎や時計塔なども見学。午後1時から1時間の自由行動、土産物店やアクセサリー店などを見てまわる。午後2時50分トロギールを出発、約50分で次の目的地スプリットに到着。旧市街の東側にあるディオクレティアヌス宮殿などを見学する。宮殿の南側にある青銅の門から階段を降りて地下室へ。ローマ帝国が衰退し、廃墟となったこの宮殿に、サナロの人々が住み着き、地下室はゴミ捨て場に利用され、その後ゴミを取り除こうとしたが、一部のゴミは取り除くと宮殿そのものが崩れる可能性が有るとの事で今もゴミが残されたままになっている。我々はそのゴミを見学する。その後、八角形の大聖堂や洗礼室・鐘楼などを観光する。

午後6時過ぎ、スプリット市内のレストランKONOBAへ～夕食はシーフードグリル。

午後７時半、宿泊先ホテルDalminaへ。小生、風邪気味で喉も痛く、薬を飲んで早めに就寝。

6月7日(火)　熱が出るか心配だったが、どうやら大丈夫!!　天気は快晴。午前6時40分朝食。ハムや玉子など少し口にするが、この手の食事に飽きもあり食欲がわかない。午前8時、モスタルへ向けて出発。途中ボスニア・ヘルツエゴビナとの国境でパスポートのチェックを受け午前11時、ボシニア・ヘルツエゴビナのモスタルに到着。トレヴァ川に沿って広がる街並みは、あちらこちらにモスクの尖塔が聳えクロアチアとは異なるトルコ風の景色である。

細い石畳の路地を歩いて行くとジプシーと見られる子供達が金をくれと近づいて来たり、歌を唄ってお金を貰う子供などが沢山いる。1635年に建てられたトルコ人の家を見学。

建物の内部はペルシャ絨毯が敷き詰められた部屋が有り、窓からトレヴァ川が一望出来て、涼しい風が心地よい。街中を歩いて行くと建物の壁には内戦による銃弾の跡が生々しく残り、東洋の香り漂う美しい景色にはそぐわない爪痕を残している。午後1時、川沿いのレストランにて昼食。チェバプチチと言う挽き肉のソーセージサンドでパンはナンに近くモチモチしてDELICIOUS!!　ソーセージも癖がなく美味しい。

午後2時半、再びクロアチアのドウブロヴニクに向けて出発～約3時間のバス移動でドウブロヴニクのホテルTIRENAに到着。

午後6時半、夕食。前菜の蛸の燻製とイカと海老のマリネは美味しかったが、メインの白身魚とシーフードリゾットはマズイ!!　

6月8日(水) 本日も天気は最高。今日のドウブロヴニクで主だった観光は終了。朝食はコンチネンタル・ブレックファースト。

午前6時40分、ドウブロヴニク観光に出発。現地ガイドのイヴァナさんの案内で旧市街へ。午前7時にピレ門を通り旧市街地の中に入る。入ってすぐの所にあるオノフリオの大噴水は現在修復中でネットが掛けられ見ることが出来ず～急階段をを登り城壁の上へ出る。城壁の上の一周2kmの遊歩道をガイドさんの説明を聞きながら散策する。紺碧のアドリア海が見渡せる遊歩道には所々に要塞や砦が設けられており大砲が海に向けて置いて有ったりする。城壁の内側の家々は壁は石壁、瓦屋根はオレンジ色に統一され、今も一般の人々が暮らしている。ただ、世界遺産の為、改装には厳しい条件が有るらしい。