北海道の旅

宿泊旅行

今回はいつものメンバー6人でレンタカーを借りて北海道を旅しました。

6月27日(金)晴れ 午前8時40分、家内と一緒に中部国際空港セントレアに向かう。午前11時セントレアにていつものメンバー4人と合流し、セントレア内の「矢場とん」にて昼食。小生は豚カツ定食を食す。

午後1時、ANA327便にて一路女満別空港へ向けて出発。海外旅行の様なワクワク感は少ないが、でも旅行の始まりは、やはり楽しい。午後2時50分女満別空港に到着。北海道に来たと思えない程蒸し暑い。5分程歩いてトヨタレンタカーへ。8人乗りのNOAHを借り、午後3時20分、網走に向けて出発。

午後3時50分、予定通り博物館網走監獄に到着。

入場料は大人は1080円、但し65歳以上は半額の540円、4人がその対象で申告したが、生年月日を聞かれ、小生は対象外で再申告、危うく刑務所に入れられるのを免れた。正門をくぐるとすぐに典型的な明治期の官庁建築の庁舎が現れる。中はお土産売り場になっている。左に進むと職員官舎が並んで建っている。一軒の広さは約9坪で夫婦と幼い子供の人形で質素な生活の様子が展示してある。又、面会所では監獄の夫に面会する赤ちゃんを背負ったつまの悲しげな姿も超リアルに展示してある。5棟が放射状に広がる五翼放射状平屋舎房へ。便所が曇りガラスの囲いになっている寒々とした舎房は厳しい牢獄であると一見して分かる。

午後4時20分、網走監獄を後に一路小清水原生花園へ向かう。国道244号線を走り左手にオホーツク海、右手に潯沸湖が現れ午後4時50分、小清水原生花園に到着。冬であれば夕暮れ間近であるが、6月の北海道はまだまだ明るい。小清水町の町花になっている可憐なオレンジ色のエゾスカシユリが一面に風に揺られ、又、所々に濃いピンク色のハマナスが咲いている。しかし思った程沢山の花は咲いていない。ちょっと時期が早いのかもしれない。更に国道334号線を知床方面に進み、午後6時すぎオシンコシンの滝に立ち寄る。オシンコシンとはアイヌ語で川下のエゾ松が群生する所を意味する「オ・シュンク・ウシ」から転じた物との事。山の斜面を斜めに滑り落ちる滝は迫力満点!! 

午後6時半、宿泊先のホテル知床グランドホテル北こぶしに到着。早速チェックインを済ませ夕陽を見る為、歩いてオロンコ岩に向かう。岩肌にある170段の階段を途中まで登り夕陽を観賞。雲の中に夕日が隠れるまで見て下りる。ゴジラの形そっくりの「ゴジラ岩」の前を通りホテルに戻る。午後7時、ホテルにてバイキングの夕食。品数が驚く程多く、多分40~50種類位はあると思われる。又、どれも美味しく、ステーキ、唐揚げetcを沢山食べる

6月28日(土)朝3時半に起床。外はもう明るい、今日も良い天気。朝風呂に行くと既に2~3人入っているから驚きである。風呂を出て早朝のウトロ港を散歩。行き交う漁船と飛び交う鴎を眺め暫し旅情に耽る。午前6時30分、朝食。昨夜同様、和食・洋食の品数が豊富で美味しく、我々は洋食をしっかり食べる。

午前7時過ぎホテルをチェックアウト、知床五湖に向かう。午前7時40分知床五湖に到着。朝早いせいかまだ観光客はまばら。早速高架木道を歩き、第一湖を目指す。日差しは結構強いが湿気のない風は心地良い。熊笹が生い茂る中、800mの高架木道を進む。高架木道は素晴らしく歩きやすい木道で、ヒグマよけの為に7000Vの電気柵が張り巡らされている。午前8時、高架木道の終点、第一湖に到着。第一湖の背景は標高1661mの羅臼岳を中心に知床連山が望める。午前8時15分、層雲峡方面に向けて出発~国道334号線~39号線を走る。途中、何回かエゾシカを見かけたが小生は運転に集中し、見ることが出来なかった。

正午前、層雲峡黒岳ロープウェイに到着。往復料金1950円を払いロープウェイにて黒岳5合目(1300m)に向かう。更に往復料金600円を払いリフトにて黒岳7合目(1520m)へ。足元にはチシマキンバイソウの黄色の小さい花が咲きウグイスの鳴き声を聞きながら7合目に向かう。約15分で7合目に到着。寒いどころか半袖のポロシャツ一枚でも暑いくらい。残雪の黒岳山頂付近を眺めながら休憩する。

午後3時前、時間に余裕が出来たので美瑛のケンとメリーの木へ。ケンとメリーの木は昭和47年に日産スカイラインのCM「ケンとメリー」シリーズに登場した高さ31mのポプラの木。続いてセブンスターの木へ。広大なジャガイモ畑の白い花の中セブンスターの木へ。セブンスターの木は昭和51年にタバコ「セブンスター」のパッケージに使われたカシワの木で、丘の上にあり、周囲には美瑛らしいのどかな風景が広がる。午後5時過ぎ親子の木新栄の丘展望公園を回りDINNERの予約をしてあるイタリアンレストランOsteriaValoreへ向かう。ナビに入らない為、電話で住所を確認し迷いながらも午後6時40分に到着する。すぐにDINNER開始。 食事はとても美味しかったが最後のデザートが出るまで3時間もかかり、終了したのは午後9時50分、おまけに駐車場までの道が真っ暗で手探りでどうにか車まで辿り着く始末。午後10時15分、予定より大幅に遅れて宿泊先のホテル白金温泉ホテルパークヒルズに到着。早速チェックインを済ませ温泉に入り就寝。

6月29日(日)午前4時起床。今日も天気は良好。露天風呂に入りホテルの近くを散歩する。美瑛川にかかる白い橋の上から白髭の滝を観賞。山々にかかる朝靄が滝の景観を際立たせる。朝6時半に朝食をとり午前7時半、ホテルをチェックアウト。一路美瑛・富良野方面へ向かう。車で10分ほど走り青い池へ。朝早い為、駐車場はガラガラ。車を降り歩いてすぐ青く光る神秘に満ちた不思議な池が現れる。白髭の滝から流れるアルミニウムを含んだ地下水が美瑛川の水と混ざることで独特な青色になるとの事。立ち枯れたカラ松の木々が幻想的な雰囲気を漂わせている。

午前8時過ぎ富良野のファーム富田に到着。ラベンダーのベストシーズンは7月中旬~下旬との事でちょっと早く、濃い紫色のラベンダー畑ではないが、4種類のラベンダーが淡い紫のグラデーションで彩られた畑はまさに富良野で、充分に満足できる景観である。風と共にラベンダーの香りが吹き抜ける畑の中を散策し、ポプリの舎と香水の舎で沢山のポプリをお土産に買う。

父親の黒板五郎(田中邦衛)と子供の純(吉岡秀隆)、蛍(中嶋朋子)が雄大な自然の中で、ひたむきに生きていく姿と家族の絆を描いたテレビドラマ「北の国から」のロケセット五郎の石の家へ向かう。午前9時頃、五郎の石の家に到着。入場料300円を払い敷地内に入る。牧草地を暫く歩くとまさしく石で出来た五郎の石の家が現れる。家の中にも入ることが出来、石で囲った風呂や、ストーブ等、ドラマで使われたものが今もそのまま残っている

午前10時過ぎ、富良野チーズ工房・ピッツ工房へ。ピッツ工房は10時30分お^分の為、一番に並び早めの昼食、ピッツを食す。本場ナポリから取り寄せたマキ窯で焼くピッツは絶品!! もっちりした生地の表面はカリと焼け、トロとした富良野のチーズと野菜が絶妙なバランスで美味しさを醸し出している。6人でチーズスペシャルとタマネギを2枚づつ平らげる。午前11時過ぎ、アイスクリーム工房でアイスクリームを食べ、チーズ工房を後にする。

最後の宿泊先ホテル層雲峡温泉朝日リゾートホテルに向かう。途中、夕立にあいワイパーが役に立たない程のどしゃ降りの雨の中、ホテルに到着。午後6時半、ホテルにてバイキングの夕食。ここのホテルもステーキや松葉ガニなど、とても美味しくて大満足!! 

6月30日(月)午前9時30分、旭山動物園に到着。あざらし館~ほっきょくぐま館~ペンギン館~キリン舎~もうじゅう館~おらうーたん館などを見て回る。展示方法がユニークで面白く、2時間見ていても飽きることがない。

午後12時過ぎ、旭川ラーメン村に到着。一番混んでいる梅光軒に入り塩バターコーンラーメンを食す。思った通りとても美味しい!! 午後1時半過ぎ、旭川空港に到着。レンタカーを返し空港内で休憩。午後2時40分旭川空港を離陸。午後4時35分、セントレア着。空港内の「鈴波」で夕食~午後7時45分帰宅する。

次回は海外旅行を投稿します。

コメント

  1. ハルヨ より:

    北海道の色々な風景が蘇ります😊
    しばらくは海外には行けそうも無いので、北海道もう一度行きたいですね🤲

    でも、まだまだ先ですかね💦

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